対象と対応のポイント
Microsoftの通知によると、Azure仮想マシン(VM)の一部のv1・v2シリーズで、2027年2月1日から約25%の値上げが順次展開されます。対象VMを利用されているお客様は、契約内容と利用状況を確認し、開始前にコストへの影響を把握お願いします。
価格改定の開始日と対象シリーズ
2027年2月1日から、以下のv1・v2シリーズのVM価格が約25%引き上げられ、順次展開されます。
- v1(10シリーズ):Bv1、D、Ds、F、Fs、G、Gs、Ls、NP、HC
- v2(6シリーズ):Av2、Amv2、Dv2、Dsv2、Fsv2、Lsv2
対象は上記16シリーズです。後述のv3シリーズ廃止は別の変更であり、v3シリーズは今回の値上げ対象に含まれていません。
課金方式・契約別の影響
- 既存のReserved Instances(RI):購入時に料金が確定しているため、今回の価格改定の影響はありません。
- Savings plan:対象VMの基礎料金の変更が反映されます。Savings planを利用していても影響がないとは限らず、支払総額が必ず25%増えるとも限りません。契約内容と利用状況に応じて影響を確認してください。
価格改定前におすすめする対応
- 対象VMを棚卸しする:利用中のシリーズ、サイズ、リージョン、用途を確認します。
- 契約・割引の適用状況を確認する:課金契約に加え、RIの満了日とSavings planの契約内容・対象利用を確認します。
- 2027年2月より前にコスト影響を確認する:公式案内と契約条件をもとに、継続利用と移行の選択肢を比較します。
- 必要に応じて移行を検討する:候補サイズの性能、互換性、リージョンの容量、クォータを確認し、検証と切り替えの計画を立てます。
最新世代が常に利用できるとは限らず、移行によるコスト削減も保証されません。移行先は利用要件と提供状況を確認して選定してください。
関連変更:v3シリーズの廃止
v3:2029年11月15日に廃止
Dv3、Dsv3、Ev3、Esv3の4シリーズは、2029年11月15日に廃止されます。同日から新規作成・サイズ変更・継続稼働ができなくなり、割り当てが解除される可能性があります。廃止日より前にCurrent/Extended世代へ移行してください。
廃止に関する通知では、既存RIの割引は残存契約期間中有効とされています。満了後は、自動更新を設定していても関連する利用は従量課金になります。ただし、これは料金・割引の扱いの説明であり、RIの残存期間によってVMの稼働期限が延長されるわけではありません。